「かけ」は弓道で一番自分にあった物を選ぶ必要のある弓道具です。
ピッタリとこない「かけ」を用いて弓を引くと、上手く引くことが出来ません。
また、流派によっても変わってきます。
師範・先生・先輩によく相談して、解らない事などございましたら、ご遠慮なく納得出来るまで当店にご相談ください。
「尾州かけ」は、松波佐平弓具店のオリジナルのかけです。
かけの帽子の中の木型を、弓を引きやすい形に加工してあります。
また、一の腰を軟らかくしてあり、馴染みやすいかけに仕上がっております。

かけの各部の名称

1 ・ 胴
2 ・ 控え
3 ・ 腰
4 ・ 帽子
5 ・ 包皮
6 ・ 腹皮
7 ・ 弦枕
8 ・ 股
9 ・ 捻皮
10 ・ 小紐

かけのお取り扱い注意


新しい「かけ」を使用する時は、紐を強く締めないようにしてください。
各部に無理がかかり、控えの腰を痛める可能性があります。

「かけ」は鹿皮で作られておりますので、湿気を嫌います。
使用後は陰干しにして、通気の良い所に保管してください。
また、使用中に汗をかいた場合は、早めに「下かけ」を取り替えるようにしてください。